2018年 07月 09日
お水をあげて育てていこう
39歳になってしまいました・・・
35歳の年にNeiroをオープンして、もう3年半。
毎年誕生日を祝ってくれるスタッフ。。
最高でございます。ありがとう。
30代最後の年も悔いの無いよう、全力で一生懸命生きていきたいと思います。
さて、専門学校や短大、他店での経験者など、パティシエを目指してる人たちの就職活動が本格的にはじまってきたようです。
うちにも興味を持ってくれる方がいて、会社訪問にどんどん来てくれます。
今週は毎日面談の予定が入っていて、今日もお話させてもらったんですが。
ケーキ屋でも募集をかけても人が全然来ない、という声も聞きます。
ほんまにありがたい事です。
今いる子らが頑張って良い店をしてくれてるから、みんな興味を持ってくれるんでしょう。
うちはね、会社訪問にきて僕といろいろ話して、興味を持ってくれた方にはまず現場研修という形で一緒に働いてもらいます。
2~3日、朝から夜までスタッフのみんなと同じようにやってもらいます。
当然慣れてないし、緊張もしたりで、正直しんどいと思いますよ。
でもね、いくら良い店と思っていても実際働いてみると、
「思ったよりしんどい」
とか、
「全然楽しくない」
とか、
「自分には合ってない」
とか、いろいろあるかもしれない。
逆に、
「思った通り楽しいお店」
とか、
「ここならやっていける」
とか、
「ここで頑張って夢を実現しよう」
とか、再確認できるかもしれない。
どちらにしても良い部分だけが見えて入ったみたけど、嫌になってすぐ辞める。
では、お互いにとって時間の無駄でしかないですからね。
なので研修をしてみてしっかり考えた上で、面接へと進んでもらいます。
ただ、こんなん言うたらアレですけど、個人的な意見としては、社会なんて理不尽な事だらけやと思います。
いろんな人と関わって生きてますからね。考え方も人それぞれ。
最初に ”ここが良い” と思った部分以外は全部しんどい事ばっかりかもしれない。
誰だって悩みながら生きてると思いますわ。
でも、その ”ここが良い” の一点の為だけでも頑張れる人こそ残っていける人やし、明るい未来が待ってるんやと思います。
とにかく継続できる人。人がどうのこうのじゃなくて、すべてを自分の事として前向きに頑張れる人かな。
そのうち楽しくなってきますよ。
と、思いながらも、
さあ、どうしましょ。
自分は経営者の責任として、みんなが前を向いて頑張っていけるような環境を作っていかないといけない。
時代に合わせた『働き方改革』にも本格的に取り組んでいかないといけない。
責任重大やな。
興味を持ってくれる方がいて、嬉しい反面、めっちゃプレッシャーですよ。
それぞれの期待に応えていけるのか。
そのためにはどういう方向に進んで行くべきなのか。
ホンマにちゃんと考えていかなあきません。
いつ行っても新鮮な空気を感じることができるお店。
商品の鮮度はもちろんの事。
みんなが楽しそうにいきいきと働いてる。
お客さんが嬉しそうにケーキを選んでる。
常に清潔な印象があって。
季節を感じることが出来て。
何かいつも変化があって。
お客さんに感謝して。
お客さんに感謝されて。
お花が元気に咲いていて。
生きたお店というか、
やりたいのはそんな感じ。
どうすればできるかなあ。
パティスリーNeiro
毎日お水をあげて育てていこう。
by patisserie-neiro
| 2018-07-09 22:13
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